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うさぎの介護ホーム「うさの木」副所長 永島康子さん

りんちゃん

今回は高円寺にある、うさぎ専門ペットホテルと介護ホーム「うさの木」副所長 永島康子さんにインタビューしてきたよ!顔出しNGとのことなので、所長のブンちゃんのお顔を代わりに載せているよ!

りんちゃん

永島さん、よろしくお願いします♪では、自己紹介をどうぞ!

こちらこそ、よろしくお願いします。「うさの木」という、うさぎ専門のペットホテルの副所長をしている、永島康子と言います。うさぎ飼育歴は、先代のウサ(2002年~2012年)♂と、今いるブンちゃん(6~7歳)♀の2匹です。うさの木は2015年の3月にオープンしたのでちょうど丸3年になります。

ブンちゃん
りんちゃん

所長のブンちゃんはいつお迎えしましたか?

ブン所長は2012年11月に横浜で保護されて、個人で保護活動をしている方が預かっているところを2013年1月に私が里子に迎えました。

ブンちゃん
りんちゃん

そうだったんですね、ありがとうございます♪ では、お店のご紹介をどうぞ!

うさの木では
◎介護うさぎも預かります。強制給餌やお尻洗い、床ずれ対策などもします。感染症罹患歴のある子も症状が出ていなければ別室でお預かりします。
◎一般のペットホテルではあまり実施していない部屋んぽを朝と夜に2回設けています。 それに伴って掃除も2回しているので体調の変化にすぐに気付けていると思います。部屋んぽするとみんな張り合ってウンチするので、ペットホテルでよくある「帰ってきたら食欲が無い、ウンチが出ない」という事態は避けられているんじゃないでしょうか。
◎飼い主さんに毎日LINEなどで写真や動画を送り日々の様子をお伝えしています。お預かりの間、知らないところで自分の子がどう過ごしているのか、皆さんご心配だと思います。毎日の元気な様子や、家では見られない行動も見れて安心できると、好評を頂いてます。
自宅でやっているので深夜にも様子をチェックしています。 お客さんは常連さんがほとんどなのでそこそこ満足して頂いているのかなと勝手に喜んでいて、それは私のモチベーションになってます。もちろん新規のお客さんもいつでも大歓迎です!

ブンちゃん
りんちゃん

普通のペットホテルでは介護まではしてくれませんよね~。介護必須なうさぎの飼い主さんにとってはありがたい存在じゃないでしょうか?では、永島さんのうさぎとの出会いはどんな感じでしたか?

動物が好きだったので小学校の頃には飼育委員もやってましたが、特にうさぎに興味があったわけではありません。子供の頃は家の周りが野良猫だらけで、よく懐かせて遊んでいました。飼いたかったのですが動物嫌いの家族がいたため飼えず。。大人になったら猫を飼おうと決めてました。
ところが15年ほど前、小学生だった娘が近所で拾ってきたのは先代のウサでした。 予定は狂ったものの、飼っているうちにいつの間にかウサの可愛さにハマってしまいました。
ウサは息子と娘が多感な10代を過ごす間、一緒に子育てを手伝ってもらった相棒でした。子供たちが私に話しづらいようなこともウサはよく聞いてあげていました。子供たちはウサに立派に育ててもらったと思って感謝しています。 私が元旦那との関係が悪化して精神的に辛かったときにもウサには随分慰めてもらいました。
それなのに、私は無知で不適切な食事からウサを不正咬合にしてしまいました。亡くなるまでの10年半の間、度々強制給餌で食事を与えなければならず、最期の数ヶ月は1日に何度も給餌が必要だったため、外出もままならない生活でした。 この介護を通じて動物介護の大変さを痛感しました。

ブンちゃん
りんちゃん

ウサくんは家族の心の支えだったんですね♡10年半も介護されていたなんてすごいです!では、介護ありのうさぎホテルをはじめたキッカケはなんですか?

繊細なうさぎの介護はやった経験のない人にはなかなか任せられません。そんな時に私の長い介護経験は必ず役に立つと思い開業を決めました。 あとは不便な給餌生活を続けさせてしまった先代ウサへの罪滅ぼしと恩返しもあります。
介護をしている飼い主さんとうさぎさんの力になることで少しはうさぎ界全体への恩返しができたらいいなと思っています。里親募集もそんな理由で時々手伝っています。

ブンちゃん
りんちゃん

普通のペットホテルでは強制給餌などやってもらえなさそうですし、なれた人でないと任せられないですもんね…。うさぎ界への恩返しとのことですが、しあわせうさぎが増えることでウサくんも喜んでいるんじゃないでしょうか♪では、介護ありのうさぎホテルの役割はなんだと思っていますか?

以前の私のように介護をしているために仕事に支障がでたり、外せない用事があってもなかなか外出もままならない、という飼い主様の負担を一時でも軽減できたら嬉しいです。
うさの木の健康なお客さんは大体近場の方が多いのですが、介護うさぎさんとなると、他県からあちこちのペットホテルに受け入れを断られて、やっと「うさの木」のホームページにたどり着いたという方がほとんどです。うさぎさんも身体が辛いのに遠くから来てくれて大変だなといつも申し訳ない気持ちです。
最近はうさぎも高齢化が進んで介護施設の需要は増えるんじゃないでしょうか。 「家の近所にあってちょっと預かってくれる」ような施設があちこちにできたらいいなと思います。

ブンちゃん
りんちゃん

他県からお泊まりに来るなんてすごいです!やっぱり介護うさぎさんは普通のペットホテルだと預かってもらえないんですね…。まだまだ少ないうさぎの介護ホーム、今後増えていくといいですね♪では、永島さんにとってのうさぎとは?

先代ウサは恩人、ブンちゃんはちょっと凶暴だけど大親友です。もちろんそれぞれ私の大切な次男と次女でもあります。
うさの木の利用者さんたちは私に仕事のやりがいを与えてくれる可愛いお客さんたち。まだ未熟な私は色々と教えてもらうことも多く、また彼らのお陰で私の人間コミュニティも広がりました。
うさぎさんたちは家族や友人であり、師匠であり、また現実的な生活の糧でもある(笑)私が生きていく上で欠かせない構成要素ですね。

ブンちゃん
りんちゃん

永島さんにとって、うさぎは大切な存在なんですね♪最後に、ご利用を考えてる方へのメッセージをどうぞ!

「うさの木も楽しいけどやっぱりお家が一番」と思ってもらえるような施設を目指しています。お泊りの間は家族と離れている寂しさを忘れるくらい遊んではしゃいでもらって、 お家に帰れば大好きな家族とのいつもの静かで落ち着いた生活が戻ってホッとする。
「たまには行ってもいいかな」と思ってもらえる、うさぎさんでも非日常を楽しめるようなホテルを目指してます。是非一度遊びに来て下さい。

ブンちゃん
りんちゃん

うさの木さんのブログを見る限り、お泊りしているうさぎ同士でのコミュニケーションもあるみたいですね!結構みんな仲良くしてて楽しそうですね♪それでは、インタビューにお答えいただきありがとうございました!

※この記事は2018年3月16日に取材したものです。